ホームの概要
身体の障害や認知症のために介護が必要となっても、施設に入っても、住み慣れたまちなかで暮らしたいという願いを実現するために、金沢市内のまちなかにほとんど施設がなかった2003年春に「金沢市なんぶのまちなかに特養ホームをつくる会」が結成され、6年間の地域の方たちとの運動が実を結び、2008年10月に、弥生のまちなかに「なんぶやすらぎホーム」がオープンしました。
40人の定員の全室個室・ユニット型の特養です。生活単位が10人と小さいので、入居者と職員、家族と職員の距離が近く、気軽に声がかけあえます。一人ひとりの状況や状態にあわせたケアや、今までの生活の継続を支える努力をしています。
また、特養をつくる運動を支えてくださった方が、開設後にボランティアとして活動してくださり、「ひなたぼっこの会」を結成し、地域交流室のひなたぼっこで、毎日の喫茶や、畑、外出の付き添いなどに力を貸してもらっています。
毎年春のバザーには、地域の皆さんが中心となり、入居者・利用者・家族・ボランティア・地域の方・職員が交流し楽しめるように、模擬店や歌謡ショーなど大盛況です。
まちなかの特性を活かして、地域のみなさんといっしょに、入居のかたの豊かな生活づくりを続けていきます。
なんぶやすらぎホームの4つの生活援助の考え
- 1個人の自由な生活を尊重します。
- 2ゆっくり、ゆったり安心した暮らしをつくります。
- 3ご家族、入居者同士、職員、地域とのつながりを大切にします。
- 4一人ではないと実感できるホームを目指します。
事業内容
- 【運営主体】
- 社会福祉法人 やすらぎ福祉会
- 【サービス内容】
- 特別養護老人ホーム 定員40名(全室個室)
短期入所生活介護 定員2名(全室個室)
通所介護 定員10名